レポート

包装資材業界の動向と展望

関連産業は幅広く、高機能製品などの開発進む

2026/01/30

■業界天気図

業界の情勢を、「快晴/晴れ/薄日/曇り/小雨/雨/雷雨」の7段階で表しています。

製缶、包装資材製造

2024年度
2025年度

包装用品卸

2024年度
2025年度

■SUMMARY

 包装資材業界は、製品や商品の販売、保護、保存、輸送などに使用される段ボール、プラスチックフィルム、ガラスびん、金属缶、紙袋などの資材を製造・供給する。食品や医薬品、日用品などの様々な分野で使用されるため、幅広い産業と関連している。

近年では、環境意識の高まりから容器の軽量化や包装の簡素化が浸透し、再生可能な材料やリサイクル可能な素材を活用した製品だけでなく、安全性や利便性の高さを特徴とした高機能製品などの開発も進んでいる。

足元の経営環境では、包装用品・容器の生産量は復調傾向。プラスチック容器における飲食品、化粧品、医薬品など様々な産業での需要増加や、バイオプラスチック・リサイクル素材の採用拡大がけん引している。一方、アルミ缶の出荷量は横ばい推移で、軽量化や温度の持続力向上、リサイクル促進などによる高付加価値化が進む。

直面する課題としては、グローバル展開が進む中、地政学的リスクの高まりや原材料の値上げ、物価高による個人消費低迷、若者の飲酒離れやペットボトル飲料の増加によるアルミ缶の需要減少などが挙げられる。

このレポートでは、包装資材業界の海外拠点の再編や強化、環境意識の高まりによる軽量化や簡素化の浸透などについても述べる。また市場動向では、包装用品・容器4種合計の生産数量の推移から業界を取り巻く環境を概観する。業績動向では主要企業の2023年度、2024年度の実績と2025年度の見通しを掲載する。

 ■CONTENTS

  • 業界の概要
  • 市場の動向と展望
  • 製缶業、包装資材製造業、包装用品卸売業の業績動向
  • 統計データ、関連法規・団体
  • 業界天気図
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