レポート

事務機器・事務用品業界の動向と展望

ペーパーレス進展下で進む「オフィス支援」型への転換

■業界天気図

業界の情勢を、「快晴/晴れ/薄日/曇り/小雨/雨/雷雨」の7段階で表しています。

事務機器製造

2024年度
2025年度

文具・事務用品製造

2024年度
2025年度

事務機器・用品卸

2024年度
2025年度

SUMMARY

事務機器・事務用品業界は、オフィスで使用される各種機器および消耗品の製造・販売・保守サービスを行う。具体的には、プリンター、コピー機、シュレッダー、ファックス機、パソコン、文房具、ファイル、事務家具などが含まれ、対象分野は幅広い。初期費用の削減、最新機器の利用、経費処理の簡素化などのメリットを理由に、リース契約が主流となっており、アフターサービスもメーカーの競争力を形成する一要素となっている。

足元では、ペーパーレス化の定着や働き方の多様化により、従来型の紙ベース業務は縮小傾向にあるが、企業や教育現場を中心に業務のデジタル化やペーパーレス化が加速している。そのため、業界各社はクラウド型文書管理サービスやオンライン会議ツール、ハードウェア製品におけるIoT・AI活用など、新しいサービスに取り組んでおり、ハードウェア提供からソリューション型ビジネスへの転換期を迎えている。

主な課題は、人口やオフィス需要の減少による市場の縮小、ネットワーク接続型機器の普及にともなう情報漏えい・不正アクセス等への対策強化、IT技術人材の確保・育成、カーボンニュートラルを目指した製造プロセスの導入などの環境対応が挙げられる。これらへの対応が新たなビジネスモデルの確立やグローバル市場での競争力強化に直結すると考えられる。

このレポートでは、事務機器・事務用品業界の市場構造と需要環境の変化、ペーパーレス化・働き方の変化が与える影響などを整理する。市場動向では、事務機器の出荷金額の推移などから業界を取り巻く環境を概観する。業績動向では主要企業の2023年度、2024年度の実績と2025年度の見通しを掲載する。

CONTENTS

  • 業界の概要
  • 市場の動向と展望
  • 事務機器製造業の業績動向
  • 文具・事務用品製造業、事務機器・用品卸売業の業績動向
  • 統計データ、関連法規・団体
  • 業界天気図

 

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