はじめに
国内における人手不足に加え、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、工場の自動化や省人化へのニーズが高まっている。ただ、機械メーカーでは多品種少量の受注生産が多く、企業の設備投資に大きく依存するため、国内外の景気動向に左右されやすい。
今回、帝国データバンク高松支店は、機械メーカーの業績動向を探るため、2020年9月末時点の企業概要ファイル「COSMOS2」(147万社収録)の中から、2015年度(2015年4月期~2016年3月期)から2019年度(2019年4月期~2020年3月期)まで5年間の決算の売上高と利益額が比較可能な、四国地区に本社が所在する機械メーカー主要20社を抽出し、売上高別、利益額(当期純利益)別、売上高ランキングについて分析した。
■分析対象はTDB産業分類・中分類で「一般機械器具製造業」を主業とする企業で、電気機械・輸送用機械・精密機械・武器を主に製造している企業は除く
調査結果
- 2019年度の売上高合計は5,332億2,100万円
前年度と比べて207億3,900万円(4.0%)多く、過去5年で最高に - 2019年度の利益額合計は350億7,300万円
前年度と比べて34億8,400万円(9.0%)少なく、3年ぶりの減少
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