はじめに
2010年に(株)マルナカ(香川県)、2018年に(株)フジ(愛媛県)がイオン(株)(東証1部上場)と業務提携したほか、2019年には(株)マルヨシセンター(香川県)が「ゆめタウン」などを展開する(株)イズミ(東証1部上場)と資本業務提携をするなど、大手を中心に地方におけるスーパーマーケットの再編が進んでいる。また、新型コロナウイルスの感染拡大で、「新しい生活様式」の定着による消費者の購買行動の変化が加速しているほか、台風や長雨、天候不順により衣料品の販売不振がみられるなど、取り巻く経営環境が変化するなか、四国地区の地場スーパーマーケットの業績はどのように推移しているのだろうか。
帝国データバンク高松支店は、2020年8月末時点の企業概要ファイル「COSMOS2」(147万社収録)の中から、2015年度(2015年4月期~2016年3月期)から2019年度(2019年4月期~2020年3月期)までの決算の年売上高と利益額が比較可能な、四国地区に本社が所在するスーパーマーケット主要20社を抽出し、年売上高別、利益額(当期純利益)別、売上高ランキングについて分析した。
調査結果
- 2019年度の年売上高合計は7,917億2,100万円
前年度と比べて65億5,300万円(0.8%)少なく、3年連続で減少 - 2019年度の利益額合計は19億9,206万円
前年度と比べて43億7,419万円(68.7%)少なく、3年連続で減少
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