はじめに
東証1部上場の家具小売最大手、ニトリホールディングスが31期連続で増収増益を達成する一方で、ジャスダックに上場する家具小売の大塚家具は業績不振が続いている。国土交通省が発表する建築着工統計によると、家具市場への影響が大きい新設住宅着工戸数は、2017年度が前年度比2.8%減の94万6396戸と、3年ぶりにマイナスに転じたほか、2018年暦年で見ても前年比2.3%減と2年連続で減少した。
こうした状況下、帝国データバンクは、家具小売を主業とする業者で、2017年度までの3期の売上高が比較可能な2210社の業績動向について集計・分析した。
調査結果
- 家具小売業者の2017年度の売上高合計は、1兆2297億500万円で、前年度比3.9%増加。全体では売り上げの伸びが続いている
- 売上高規模別に見ると、「1億円未満」が1363社(構成比61.67%)で過半数を占め、10億円未満では構成比95%を超えた。10億円以上の企業のうち、48.9%の45社が増収となったものの、25.0%の23社が赤字だった
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