レポート

2019年度長野県内建設業売上高ランキング〈速報〉

新型コロナウイルス感染症に対する長野県内企業の意識調査(2020年4月時点) ~増収企業は22社、角藤(長野市)が初のトップに~

2020/05/26

はじめに

景気が停滞色を強めた2019年度。米中貿易摩擦の長期化が製造業をはじめとする幅広い産業にマイナスとなったほか、消費税率の引き上げや東日本台風の影響も重なり企業マインドの低下が目立った。また、今年に入ってからは新型コロナウイルス感染拡大が経済界に大きな打撃を与え、業績を悪化させる企業が相次いでいる。

TDB景気動向調査で算出する長野県の景気DI(1~100、50が良悪判断の境目)をみると、年度がスタートした2019年4月は「41.4」だったが、12月には「36.8」へ、さらに2020年3月には「28.7」まで後退。多くの業界が伸び悩む中、比較的堅調に推移したのが建設業だった。2019年12月は「47.3」と4月の「48.4」から1.1ポイント減にとどまり、コロナ・ショックが広がった2020年3月には「32.4」まで後退したものの、主要産業の中では唯一30台を確保している。

2019年度、県内大手建設業者の業績はどう推移したのだろうか。帝国データバンクでは2000年度以降、県内建設業売上高ランキング(上位30社)を作成しているが、今回2019年度に到来した各社の決算(2019年4月期~2020年3月期)を対象としたランキングを集計した。当ランキングは5月20日現在で判明したデータに基づいており、連結決算を採用している企業もすべて単体の数字を用いている。なお、3月決算で株主総会が終了していない企業の数字は決算案である。

調査結果

  1. 上位30社の総売上高は4733億1500万円、前年度比2.5%増
    2019年度県内建設業売上高ランキング集計における上位30社の総売上高は4733億1500万円。前年度比は2.5%増で、2012年度以来8年連続の増加となったが、増加率は2017年度以降2%台と微増が続いている
  2. 売上高トップは角藤、北野建設が2位、綿半ソリューションズが3位
    ランキングトップは、2020年1月期に年売上高約601億6800万円を計上した(株)角藤(長野市)。前回まで、19年連続で1位北野建設(株)(長野市)、2位(株)角藤の順だったが、今回入れ替わった。(株)角藤がトップとなるのは初。綿半ソリューションズ(株)(飯田市)が前年度からワンランクアップして3位に入っている
  3. 増収企業22社、10%以上増は15社、伸び率トップは竹花工業
    売り上げ上位30社のうち、増収となった企業は22社、減収は8社。増収企業は前年度から5社増加している。10%以上増は15社、50%以上増は3社。伸び率トップは2019年7月期に前期比63.1%増の約67億6600万円を計上した竹花工業(株)(小諸市)
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