レポート

四国地区 建設業売上高上位20社 業績動向調査(2022年度)

2022年度の売上高合計、4年ぶりに減少 利益額合計、4年連続で増加し、過去5年間で最高

はじめに

物流施設や工場などの需要継続、新型コロナウイルス感染拡大の影響で先送りされていた設備投資の再開などにより民間建設投資が堅調で、公共建設投資も底堅く推移している。また、2023年度に設備投資を行う予定が『ある』と考えている四国の企業は64.2%となり、前年度(61.1%)を3.1ポイント上回った(帝国データバンク高松支店「四国地区 2023年度の設備投資に関する企業の意識調査」2023年6月14日発表)。そうした経営環境下で、四国地区の主な建設業者の業績はどのように推移しているのだろうか。

帝国データバンク高松支店は、2023年10月末時点の企業概要ファイル「COSMOS2」(147万社収録)の中から、2018年度(2018年4月期~2019年3月期)から2022年度(2022年4月期~2023年3月期)まで5年間の決算の売上高と利益額が比較可能な、四国地区に本社が所在する建設業売上高上位20社を抽出し、売上高別、利益額(当期純利益)別、売上高ランキングについて分析した。

調査結果

  1. 2022年度の売上高合計は3,772億8,200万円
    前年度と比べて51億3,500万円(1.3%)少なく、4年ぶりに減少
  2. 2022年度の利益額合計は159億6,100万円
    前年度と比べて4億8,700万円(3.1%)多く、4年連続で増加
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