レポート

【注目業界】キャッシュレス決済業界の動向と展望(主要企業一覧掲載)

普及拡大から成熟期へ、決済インフラを巡る競争と新たな成長領域

2026/08/04

■SUMMARY

キャッシュレス決済は、クレジットカードや電子マネーに加え、コード決済やスマートフォンによるタッチ決済の普及によって、日常生活や事業活動を支える決済インフラとして定着しつつある。政府の普及促進策やスマートフォンの浸透、人手不足を背景とした店舗の省力化ニーズも追い風となり、現金を使わない支払いは幅広い場面で利用されるようになった。

政府もキャッシュレス化を後押ししており、経済産業省によれば2025年のキャッシュレス決済比率は58.0%に達した。当面は2030年までに65%とする目標が掲げられ、将来的には80%と、普及拡大に向けた取り組みが続いている。

一方で、コード決済を悪用した詐欺の増加、システム障害時の可用性、加盟店手数料の負担などの課題も顕在化している。利便性の向上と市場拡大の裏側で、利用者、加盟店、決済事業者のそれぞれが向き合うべき論点は少なくない。普及拡大の段階から、社会インフラとしての安定性や収益性、持続可能な競争構造が問われる局面に入りつつある。

このレポートでは、キャッシュレス決済の仕組みや業界のなりたち、決済比率や決済額の内訳などの市場動向を整理する。さらに、主要プレイヤーについては、通信・プラットフォーム系、交通・航空系、流通・小売系、金融・カード系、決済代行サービスの5領域に分けて紹介する。また、店舗の省力化、交通機関でのタッチ決済など業界を取り巻く環境の変化に加え、今後注目される成長領域についても概観する。

■CONTENTS

  • キャッシュレス決済とは
  • 業界のなりたち
  • 市場動向
  • 主要プレイヤー
  • 業界を取り巻く環境
  • 課題とリスク
  • 今後の展望
  • 関連法規
  • 関連団体
TDB REPORT ONLINEへ