SUMMARY
広島県府中町に本社を構える自動車メーカー:マツダ株式会社のサプライチェーン( SC)の企業総数は、今年3月末時点で中国地方に2922社あることが判明した。取引階層(Tier)別では、「Tier1」が336社、「Tier2」が1703社、「Tier3以降」が883社。中国5県別では、「広島県」が2022社で最も多かった。売上規模別では、「1億~10億円」が構成比56.6%で最多となった。業種別では、「Tier1」「Tier2」ともに「卸売業」がトップ。従業員数別では、「10~100人未満」が47.6%で最も多かった。中国地方の取引額合計は、1兆3241億2200万円にのぼった。
※帝国データバンク広島支店では、保有する「商流圏データ※1」をもとに、MAZDA(マツダ)に対して部品などのモノやサービスを提供する周辺産業(商流圏)を「サプライチェーン(SC)企業※2」と定義し、調査・分析※3を行った。
■用語定義
※1: 「商流圏」データについて:帝国データバンクが特許を取得した「個別企業間の全取引シェアを推計するモデル(NIHACHI)」を用いて、任意の頂点企業における商流上(サプライチェーン)の傘下企業や取引企業において、各社の売上高が頂点企業にどの程度依存しているかを算出(特許取得済)したデータ。頂点企業の直接取引先(一次取引先、Tier1)だけではなく、頂点企業と直接取引がないTier2(二次取引先)以降の間接取引でも売上高依存度を把握でき、頂点企業との取引額を推計できる点が特徴
※2: サプライチェーン(SC)企業について:「個別企業間の全取引シェアを推計するモデル」を用いて、任意の頂点企業に対して売上の1%以上を依存している企業
※3: 売上高が判明しない企業は分析対象先から除外
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