レポート神奈川県内に本店を置く8信用金庫 預金・貸出金調査(2020年3月期)

貸出金合計は4兆2568億円、前年比2.47%増 ~ 貸出金残高トップは「川崎信金」、増加率トップは「中南信金」 ~

はじめに

10月1日、長崎県を基盤とする「十八銀行」と「親和銀行」が合併し「十八親和銀行」が誕生した。来年1月には、新潟県を基盤とする「第四銀行」と「北越銀行」の合併も予定されるなど、引き続き地方銀行を中心に再編機運が高まっている。こうしたなか、信用金庫でも今年1月に宮崎県で「宮崎都城信用金庫」と「南郷信用金庫」が合併し「宮崎第一信用金庫」が誕生したほか、9月には石川県で「北陸信用金庫」と「鶴来信用金庫」が合併し「はくさん信用金庫」が誕生している。

帝国データバンクでは、神奈川県内に本店を置く8の信用金庫の「預金積金残高」「貸出金残高」「自己資本比率」「金融再生法上の不良債権」の推移について調査した。

調査結果

  1. 2020年3月末時点での神奈川県内に本店を置く8金庫の預金積金残高の合計は、8兆1868億4000万円(前年比3.13%増)。8金庫すべてで増加した
  2. 2020年3月末時点での8金庫の貸出金残高の合計は、4兆2568億1200万円。前年比で2.47%増となり、8金庫すべてで増加した
  3. 2020年3月末時点での8金庫の平均自己資本比率は10.50%。前年比で0.26ポイント減となり、8金庫中5金庫で減少した
  4. 2020年3月末時点での8金庫の金融再生法上の不良債権の合計は2134億9600万円で、前年比で39億3100万円増加した
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