レポートTDB景気動向調査2019年11月(九州ブロック・鹿児島県)

2019/11/01
景気動向  アンケート

景気DI

前月比

今月の特徴

45.1

▲ 1.4

3カ月ぶりに悪化

概況

「鹿児島」の景気DIは45.1と8月以来の悪化幅となった。消費税増税の影響が収まってきたとの声もあるが、ゴルフ場、ホテルのインバウンド客が日韓関係の悪化により減少している影響が大きい。住宅展示場への来場者数が減っているなどマイナスの声の方が多く、県内景況が改善する兆しは今のところ見られず、景気はしばらく不安定な状況が続くと思われる。

景気DI

「鹿児島」は45.1で前月より1.4ポイント悪化、都道府県別では第10位と前月より4位順位を下げた。また、全国(43.6)に対しては1.5ポイント高かったが、『九州』(46.8)に対しては1.7ポイント低かった。

規模別DI

「大企業」は43.6と前月比3.1ポイント悪化、「中小企業」では45.5と前月比0.9ポイント悪化、「中小企業」のうち「小規模企業」は44.4と前月比4.6ポイント悪化となった。

業界別DI

『その他』を除く9業界中、『運輸・倉庫』、『サービス』の2業界が改善、『金融』、『不動産』の2業界が横ばいだったが、『農・林・水産』、『建設』、『製造』、『卸売』、『小売』の5業界が悪化した。

先行き見通しDI

先行き見通しは、3カ月後が43.9と前月比3.0ポイント悪化、6カ月後が45.6と前月比1.0ポイント改善、1年後が43.9と前月比0.5ポイント悪化となった。

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