レポートスタートアップ企業の成長性分析(2023年)
スタートアップ企業の成長性 特にモビリティやFinTech分野で期待高く ~ 東京23区内では東京大学がある「文京区」で成長性高い ~
はじめに
近年、スタートアップ企業への注目度が増している。2022年は岸田首相の「スタートアップ創出元年」宣言に始まり、同年末には5カ年計画も取りまとめられた。2023年に入ってからもその支援策は相次いで発表されるなど、スタートアップ振興は国策として注力されている。
そこで、帝国データバンクが有する信用調査報告書(CCR)をベースに、スタートアップ企業における今後の成長性を分析した。その結果、分析が可能な約24万社と比較して、スタートアップ企業では高い成長性が数値として現れる結果となった。特に、成長性のレベルを10段階に分けたなかで最も成長発生率の高い指標である「レベル10」では、約24万社全体が6.87%であるのに対して、スタートアップ企業は62.35%と高水準になり、大きな差が表れる結果となった。
調査結果
- 「モビリティ」分野で高い成長性、次いで「FinTech」「HR」「AI」などテック系も高水準
- 資金調達の「実績あり」企業、「実績なし」と比較してレベル10の割合は高い
- 東京23区内で最もレベル10企業があるのは「文京区」 「渋谷区」や「港区」も僅差で高水準
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