レポート

TDB景気動向調査2024年10月(中国ブロック・鳥取県)

景気DI

前月比

今月の特徴

42.3

0

前期比横ばい

概況

「鳥取」は前期比横ばいとなった。『建設』『不動産』は比較的堅調に推移する一方で、『小売』『卸売』『運送・倉庫』には厳しさがみられ、10月から最低賃金が引き上げられた人件費の負担増などに対する転嫁遅れが影響しているものとみられる。また、鳥取県内の倒産件数は増加傾向にあるほか、企業数の多い『建設』では先行き見通しDIが現状より悪化傾向にあることは懸念である。鳥取県全体として、物価や金利の上昇に対して企業体質の改善が遅れている状況を鑑みれば、当面は一進一退で推移するものとみられる。

景気DI

「鳥取」の景気DIは前期比横ばいの42.3となった。『全国』は前期比0.3ポイント悪化の44.3となったほか、『中国』も5県中3県が悪化したために、前期比0.4ポイント悪化の43.6となった。鳥取県の全国順位は前月から1ランクダウンの34位となった。

規模別DI

「大企業」は前期比横ばいの33.3にとどまったほか、「中小企業」も42.8と前期比横ばいとなったために、規模間格差は逆転現象が続き、規模間格差は9.5ポイントとなった。「うち小規模企業」は前期比3.1ポイント悪化となったが、規模が小さいほど良い結果に前月から変わりは無かった。

業界別DI

前月から改善した業界は『製造』『サービス』の2業界のみで、『農・林・水産』『金融』『建設』『小売』で前月から悪化となった。『サービス』は4カ月連続で基準となる50を超えている一方で、『卸売』は9カ月連続で30台にとどまるなど業界別の格差が大きい。

先行き見通しDI

「3カ月後」は前期比1.3ポイント悪化の45.1、「6カ月後」は同0.6ポイント悪化の45.3、「1年後」は同0.5ポイント悪化の45.1と、全てで前月から悪化となった。『全国』『中国』をみても、現在より改善する結果となり先行きに対する期待感が窺える。

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