レポート

特別企画 :広島県 メーンバンク実態調査

トップの広島銀行、シェア36.32%に拡大 ~ ランキング、上位20番目に変動なし ~

はじめに

地方経済を支える金融機関を取り巻く環境が大きく変わろうとしている。市場金利が低位で推移する中、競合激化による本業の収益率低下に加え、都市部への人口流出・集中する傾向が強まり、金融資産が地方から都市部へ移ることによる預金量の減少や、少子高齢化の流れが加速する中で、将来的に資金需要が先細りする懸念が現実味を帯びてきている。

こうした状況を反映して、各地で金融機関の再編の動きが活発化している。地元の金融機関でもエリアを問わず、提携を模索する動きが強まっていると考えられる中、広島県に拠点を置く金融機関の地元企業に対するシェアの状況、取り組みはどのような状況にあるのだろうか。

帝国データバンク広島支店では、2015年10月末時点の企業概要ファイル「COSMOS2」(全国約146万社)の中から広島県内の企業(3万7704社)を抽出、メーンバンクと認識している金融機関について集計・分析した(前年調査の対象企業数は3万7675社、%は小数点第3位を四捨五入)。

なお、この調査は今回で6回目、調査対象は全業種・全法人(個人経営を含む)。

■ 本調査は「COSMOS2」に収録されている企業のデータであるため、各金融機関がメーンとして取引している実数とは異なる。また、一企業に複数のメーンがあるケースでは、企業が最上位として認識している金融機関のみを集計した。

調査結果

  1. トップは「広島銀行」でシェア36.32%(企業数1万3693社)。2位は「もみじ銀行」で同18.28%(同6894社)、3位は「広島信用金庫」で同12.15%(同4581社)、この3金融機関で全体の66.75%を占めた。前年と比べて、上位20位に変動はなかった。
  2. 業種別では、「広島銀行」が全7業種でシェア3割を超えてトップに。『サービス』では43.43%(3598社)のシェア。2位は全7業種で「もみじ銀行」が占め、『建設』では2割以上のシェアを占めた。3位は『製造』を除く6業種で「広島信用金庫」が占めた。
  3. 融資先の売上規模別では、全6分類で「広島銀行」がトップ、『10億円以上』でのシェアは4割超。『50億円以上』ではメガバンクが上位にランクイン。
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