レポート

2019年長野県内企業売上高ランキング〈上位100社〉

100社の総売上高は4兆8265億円、前年比3.5%増 ~12年ぶりに4兆8000億円を突破、増収企業は14社減少~

2020/04/16

はじめに

景気の後退感が明確になってきた。堅調に推移してきた長野県の景気DI(TDB景気動向調査)に変化が生じたのは2018年半ば。以後、減速感を強め、2019年はほぼ1年を通じて下降局面が定着。年の終盤、10月~12月には景気DIが3カ月連続して47都道府県別で最下位となるなど低迷ぶりが目立った。米中貿易摩擦の長期化に加え、消費税率引き上げ、台風被害などの影響を色濃く受けた結果だが、2020年に入ってからは新型コロナウイルスの感染拡大により、世界規模で経済の冷え込みが急速に進行する事態となっている。

厳しい環境下、各社は業績の確保に向け様々な取り組みを展開してきたが、県内経済を牽引する大手企業の業績はどう推移したのだろうか。帝国データバンクでは毎年、県内企業を対象に売上高ランキング(上位100社)を作成しているが、今回県内企業の2019年決算(2019年1月期~2019年12月期)を対象とした売上高ランキングを集計し、動向を分析した。当集計には金融機関や事業協同組合などは含めておらず、連結決算を採用している企業もすべて単体の売上高を採用している(3月31日現在で判明したデータに基づいて作成)。

調査結果

  1. 上位100社の総売上高は4兆8265億8900万円、前年比3.5%増
    2019年県内企業売上高ランキングにおける上位100社の総売上高は、前年比3.5%増の4兆8265億8900万円。2年連続で増加し、12年ぶりに4兆8000億円を超えた。
  2. 売上高トップはセイコーエプソン、上位5社に順位の変動なし
    県内企業売上高トップはセイコーエプソン(株)(諏訪市)。記録が残る1985年以来、トップの座を維持している。以下、5位までは前年と同順位、上位10社の顔ぶれに変化はなかった。今回、新たにランクインしたのは5社。
  3. 増収企業は61社、前年から14社減少
    100社のうち、増収となったのは61社、減収は35社(前期変則決算の4社は比較せず)。増収企業は前年の75社から14社減少、減収企業は22社から13社増加している。
  4. 伸び率トップはネクストエナジー・アンド・リソース
    増収企業のうち、伸び率が最も大きかったのは太陽光発電設備販売・施工のネクストエナジー・アンド・リソース(株)(駒ヶ根市)。2019年6月期は前期から44.1%増加した。
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