レポート

TDB景気動向調査2024年2月(東北ブロック・福島県)

景気DI

前月比

今月の特徴

40.7

▲ 1.4

2カ月ぶりに悪化

概況

「福島」の景気DIは、40.7と1月を1.4ポイント下回り、12カ月連続で40台をキープしたものの、2カ月ぶりに悪化した。『全国』の景気DIは、前月(44.2)から0.3ポイント低下し、43.9となった。「福島」の都道府県別順位は、前月の第31位から第35位となった。

景気DI

「大企業」(41.7)は前月と変化はなく、「中小企業」(40.6)は前月比1.5ポイント低下、「中小企業」のうち「小規模企業」(37.7)は同1.3ポイント低下した。格差(大企業-中小企業)は前月の▲0.4ポイントから1.1ポイントとなり、3カ月ぶりに「大企業」が「中小企業」を上回った。

規模別DI

『金融』『卸売』等は改善したが、『製造』『サービス』『建設』の3業界が悪化した。『小売』『運輸・倉庫』は2カ月連続で改善したが30台で推移している。『製造』は2カ月ぶりに低下したうえ12カ月ぶりに30台となった。『金融』は2カ月連続で30台となった。

業界別DI

「1年後」の景気DI見通しは、10業界のうち5業界が改善を見込んでいる。特に『製造』は当月(35.4)から15.6ポイント、『金融』は同(37.5)から8.3ポイントの改善を見込んでいる。しかし、業界比率の高い『建設』の「1年後」は、同(42.8)から2.2ポイント低下を見込んでいる。

先行き見通しDI

3業界が悪化し、「福島」の景気DI(40.7)は前月比1.4ポイント低下した。企業からは「物価高騰、エネルギー価格の高止まり、人手不足等、マイナス要因が重なっている」(金融)、「2月に入り仕事量が減少」(建設)、「印刷物件が先細り傾向で今後の回復要素は見当たらない」(製造)、「需要が落ち回復の兆しがみえない」(卸売)等、日経平均株価は3月1日に終値として史上最高値を更新するなど大手企業の好業績と裏腹に、中小企業からは厳しい声が非常に多い。実態としての景気動向は弱含みで推移する可能性が高い。

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