レポート

TDB景気動向調査2024年9月(南関東ブロック・概要)

景気DI

前月比

今月の特徴

46.7

0.1

3カ月連続の改善

概況

『南関東』の景気DIは46.7となり、3カ月連続で改善した。しかし、「大企業」は悪化に転じ、「神奈川」も悪化、「東京」も前月と同数にとどまっている。さらに先行き見通しDIは「3カ月後」、「6カ月後」、「1年後」すべてで前月を割り込むなど、停滞感と警戒感が強まりつつある。今後の見通しとしては、当面は景気DIは底堅い推移が続くとみられるものの、実質賃金や為替レート、金利の動向のほか、石破政権の経済政策のメニューや米大統領選の行方、地政学リスクなど不透明な材料は少なくなくない。

景気DI

『南関東』の景気DIは46.7で前月比0.1ポイントの微増となり、3カ月連続で改善した。都県別では、「埼玉」が前月比0.7ポイント、「千葉」が同0.2ポイントそれぞれ改善する一方で、「神奈川」が同0.1ポイント悪化、「東京」は前月と同数となった。全国10地域中、20カ月連続で2位となった。

規模別DI

「中小企業」(前月比0.2ポイント増)は3カ月連続で改善、「小規模企業」(同0.7ポイント増)は2カ月連続で改善した。一方で、「大企業」は前月比0.5ポイントの悪化に転じた。規模間格差は4.2で、前月から0.7ポイント縮小した。

業界別DI

業界別では6業界で改善、4業界で悪化した。改善幅が大きい業界は、『小売』(前月比2.4ポイント増)、『不動産』(同2.3ポイント増)。『建設』『運輸・倉庫』『サービス』は微増。『金融』は前月比2.6ポイントと悪化幅が大きく、『卸売』『製造』はわずかな悪化となった。DIが50以上は4業界だった。

先行き見通しDI

「3カ月後」は48.5(前月48.6)、「6カ月後」は48.7(同49.0)、「1年後」は48.9(同49.0)となり、3指標とも前月を下回った。業界別では、『金融』『建設』『不動産』『サービス』など5 業界で、「3カ月後」より「1年後」が下回っており、先行きへの警戒感を示している。

「南関東ブロック(2024年9月)」の詳細