レポート

TDB景気動向調査2024年12月(四国ブロック・愛媛県)

景気DI

前月比

今月の特徴

41.9

-0.8

2カ月連続で悪化

概況

「愛媛」の景気DIは、4カ月ぶりに悪化した前月に続く悪化となった。原材料価格の高止まりや人件費高騰が引き続き収益を圧迫する中、大手企業の設備投資見直しや住宅着工件数の減少、一部地域での公共事業減少に苦しむ『建設』が3カ月連続悪化となったほか、改善が続いていた業界も悪化に転じている。理由として最も多いのが「物価高」と「人件費高騰」で、価格転嫁が十分に進まない中で、賃上げ原資が確保出来ない中小企業が先行きが見通せないとの声が目立つ。引き続き一進一退の展開が続くと見られる。

景気DI

「愛媛」の景気DIは前月比0.8ポイント減の41.9となり、2カ月連続で悪化した。『四国』は全ての県が悪化したが、『全国』はほぼ横ばいだったため、県別順位は31位と前月(28位)より下落した。

規模別DI

「大企業」「中小企業」「小規模企業」がいずれも悪化した。中でも「大企業」は1.7ポイント減と下落幅が大きく、規模間格差(大企業-中小企業)は1.6ポイントに縮小した。

業界別DI

回答数が10社を超える5業界中4業界が悪化となった。悪化が続いていた『サービス』が改善した一方で、『建設』は3カ月連続で下落となった。また、改善が続いていた『製造』『卸売』『小売』はいずれも悪化に転じた。

先行き見通しDI

「3カ月後」が前月比0.8ポイント減、「6カ月後」が同0.2ポイント増、「1年後」が1.4ポイント増となった。業界別では『小売』が全ての期間で悪化、『サービス』が全ての期間で改善した。また『製造』は先に進むほど改善する見通しとなっている。

「四国ブロック・愛媛県(2024年12月)」の詳細