レポート

円安に対する道内企業の意識調査

円安をデメリットと認識する企業が52.1% ~ 主な円安対策は「燃料費等の節約」 ~

はじめに

円相場は2014年12月に終値で1ドル=120円を突破。同年夏まで100円台前半で推移していた相場は短期間で急激に円安が進行した。2015年に入ってもドル円相場の変動幅は大きく推移している。短期間での想定を上回る為替レートの変動は、海外との直接取引がある企業にとどまらず、間接的に輸入製品、原材料・資源を利用している企業にも大きな影響を与える可能性がある。

そこで、帝国データバンク札幌支店は、円安に対する企業の意識について調査を実施した。なお、本調査は、TDB景気動向調査2014年12月調査とともに行っている。

■調査期間は2014年12月15日~2015年1月5日、調査対象は1,211社で、有効回答数は557社(回答率46.0%)
■本調査における詳細データは、景気動向調査専用HP(https://www.tdb-di.com/)に掲載している

調査結果

  1. 円安の業績への影響について、52.1%の企業が「デメリットの方が大きい」と回答
  2. 業界別で、「デメリットの方が大きい」と回答した企業は、内需型企業が多い『小売』が66.7%と最も高く、『製造』(65.2%)が続いた
  3. 業界別で、「メリットの方が大きい」と回答した企業は、『農・林・水産』が20.0%と最も高く、『卸売』(4.8%)、『製造』(3.6%)と続いた
  4. 地域別で、「デメリットの方が大きい」と回答した企業は、『北海道』が52.1%と最も高く、10地域のなかで唯一、半数を超えた
  5. 最近の円安に対する対策について、「燃料費等の節約」が42.2%(複数回答、以下同)と最も高く、「特に何もしていない」(33.6%)が続いた。「人件費の抑制」(9.5%)といった回答もあり、円安進行が従業員の人件費抑制につながる可能性も出ている
詳細はPDFをご確認ください

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