レポート

TDB景気動向調査2023年11月(九州ブロック・鹿児島県)

景気DI

前月比

今月の特徴

46.6

▲ 0.6

2カ月ぶりの悪化

概況

「鹿児島」の景気DIは46.6と2カ月ぶりの悪化となった。業界別に見ても9業界中5業界が悪化するなど依然として一進一退の状況が続いている。企業からは「売上は好調だが、原材料価格・エネルギー価格高騰などで利益確保が難しい」(製造)、「半年先までの受注は確定出来ているが、1年後の受注件数が現在のところ不透明」(建設)などの声が上がっており、足下では一定の景況感がある一方で、人手不足や原価上昇などの懸念材料もあって、今後の動向は注視する必要があるとみられる。

景気DI

「鹿児島」の景気DIは46.6で前月比0.6ポイント低下した。『九州』は48.7で同0.1ポイント増と小幅ながら改善し、「全国」も同様に44.8と同0.1ポイント改善した。そのため、鹿児島県の都道府県別順位は前月の6位から順位を3つ下げて9位となった。

規模別DI

「大企業」の景気DIは50.0と前月比1.7ポイント低下、「中小企業」では46.2と同0.5ポイント低下となった。「中小企業」のうち「小規模企業」は46.2と同0.2ポイント低下するなど、各規模において低下したが、「大企業」の下落幅が大きく、規模間格差(大企業-中小企業)は縮小する形となった。

業界別DI

『建設』、『製造』、『小売』、『サービス』の4業界が改善、なかでも、『建設』の改善幅が大きかった。一方で、『農・林・水産』、『金融』、『不動産』、『卸売』、『運輸・倉庫』の5業界が悪化となり、特に『運輸・倉庫』の悪化幅が大きく、2023年3月以来の低水準となった。

先行き見通しDI

先行き見通しDIは、「3カ月後」が46.3と前月比1.1ポイント悪化、「6カ月後」が45.6と同2.4ポイント悪化、「1年後」が46.4と同2.6ポイント悪化となった。物価高や不透明な海外情勢などを背景に経済動向の先行きへの懸念と段階的な景気回復への期待が表面化した結果となった。

「九州ブロック・鹿児島県(2023年11月)」の詳細