レポート東海4県の中国ロックダウンの影響に関するアンケート

中国ロックダウンのマイナス影響、全国を上回る ~『製造』が6割を超えるなど悪影響広がる ~

2022/05/27
海外  アンケート

はじめに

新型コロナウイルスへの規制緩和が世界各地で進むなか、中国政府は感染を最小限に抑え込む「ゼロコロナ政策」を堅持。上海市のロックダウン(都市閉鎖)といった厳格な感染対策が、サプライチェーン(物流網)や生産活動の一部に混乱を招いている。日本の大手自動車メーカーも部品調達難から国内工場を停止するなど、国内企業の活動に影響が出ている。

そこで、帝国データバンクは、東海4県(愛知県、岐阜県、三重県、静岡県)企業に中国ロックダウンの影響に関するアンケートを行った。


■アンケート期間は2022年5月13日~16日、有効回答企業数は東海4県の215社、全国は1653社(インターネット調査)

調査結果

  1.   中国ロックダウンによって、企業活動に『マイナスの影響がある』(「既にマイナスの影響がある」42.8%と「今後マイナスの影響が出る見込み」7.9%の合計)東海4県企業は50.7%となり、全国(48.4%)を2.3ポイント上回った
  2.   業界別でみると、『製造』(65.3%)や『卸売』(53.5%)、『運輸・倉庫』(53.0%)を中心に、幅広い業界へ中国ロックダウンの悪影響が広がっている
詳細はPDFをご確認ください

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