レポートSDGsに関する道内企業の意識調査(2024年)
SDGsに積極的な道内企業、50.9%で過去最高水準を維持 ~ 多くが「企業イメージの向上」「従業員のモチベーションの向上」に効果を実感 ~

はじめに
持続可能な世界を実現するための17の目標・169のターゲットから構成され、カラフルなドーナツ型のデザインが特徴のSDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)。目標達成期限である2030年に向けた取り組みは後半戦に突入しており、世界的に対応が急がれている。
こうしたなか、政府は2023年12月にSDGsを達成するための中長期的な国家戦略である「SDGs実施指針」を4年ぶりに改定した。同指針では、社会課題の解決を通じて事業性を高める企業等への支援の強化など民間企業に関わる内容も多く、政府は官民を問わずに国全体としてSDGsの目標達成に向けて力を入れている。
そこで、帝国データバンク札幌支店は現在のSDGsに関する道内企業の見解について調査を実施した。本調査は、TDB景気動向調査2024年6月調査とともに行った。
■調査期間は2024年6月17日~30日、調査対象は道内1,133社で、有効回答企業数は488社(回答率43.1%)。なお、SDGsに関する調査は2020年以降、毎年実施し、今回で5回目
調査結果
- 『SDGsに積極的』な道内企業の割合は過去最高水準だった前年から横ばいの50.9%
- 規模が小さいほど『SDGsに積極的』な企業割合低く
- 現在力を入れている項目、今後最も力を入れたい項目ともに目標8「働きがいも経済成長も」がトップ
- 取り組んでいる企業の66.0%がSDGsの効果を実感、「企業イメージ向上」「従業員モチベーション向上」が上位
- 5社に1社がDEI(多様性、公平性、包摂性)への取り組みに積極的
詳細はPDFをご確認ください

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