レポート人手不足に対する埼玉県企業の動向調査(2024年7月)

正社員不足を感じている企業は51.3%、 高止まり傾向続く 人手不足に対する埼玉県企業の動向調査(2024年7月) ~ 業種別トップは「建設」、「運輸・倉庫」が続き、2024年問題を反映~

2024/09/05
環境  アンケート

人手不足は、 今や企業経営にとって最重要課題 の一つといえる 。有効求人倍率の低下や就業者数の増加など、緩やかながら改善を示す傾向 が 見られる ものの雇用のミスマッチもあり、 人手不足倒産は過去最多ペースで推移して いる 。 建設・物流業における「 2024 年問題」、 団塊の世代が後期高齢者になることで さら なる労働力不足が予想される「 2025 年問題」など 、 解決すべき 課題は山積しており、事業の継続・発展 のために省力化 や 合理化などの投資が急がれる。

調査結果(要旨)

  1. 正社員 が不足している企業 の割合は 5 1. 3 で、 引き続き 5 割を 上回った 。 業種別では 、 「 建設 」が7 7.4 でトップ 。 「運輸・倉庫」が 73.9 %で続き、 2024 年問題 を反映した結果となった。 インバウンド需要が好調な旅館・ホテル を含む「サービス」 56.7 %)も高水準 に
  2. 非正社員 における人手不足割合は 2 7.4 %となり、 7 月としては 2 年 ぶりに 3 割を 下 回った。業種別では「 小売 」( 53.6 %)は前年同月から 2.9 ポイント 低下したもののトップ となった

■調査期間は2024年7月18日~7月31日。調査対象は997社、有効回答企業数は417社(回答率41.8%)。なお、雇用の過不足状況に関する調査は2006年5月より毎月実施しており、今回は2024年7月の結果をもとに取りまとめた

詳細は、以下のPDFをご覧ください

20240905_人手不足に対する埼玉県企業の動向調査(2024年7月).pdf

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