レポート

台風被害地域(十勝・オホーツク管内)に本店を置く企業の実態調査

十勝・オホーツク管内の「農・林・水産」業者は600社強 ~ 取引先(全業種)は道内を中心に全国で延べ約2万800社 ~

2016/10/21

はじめに

8月~9月にかけて北海道を襲った台風は、人的被害、住居被害のほか、一部で道路の通行止めや鉄道の不通など各地に甚大な被害をもたらした。また、産業被害においても農業、水産業、林業への被害は大きく、出荷量が減少した野菜などでは高値が続いているほか、物流や旅行客のキャンセルによって、観光業や飲食店、小売業など幅広く影響を及ぼしている。

帝国データバンク札幌支店では、2016年8月末時点の企業概要ファイル「COSMOS2」(約146万社収録)を基に、特に台風被害の大きかった十勝総合振興局、オホーツク総合振興局に所在する企業数、取引先(仕入先・販売先)、各地域の業種別、規模別の状況、および上川総合振興局内の南富良野町に所在する企業数について調査を実施した。

調査結果

  1. それぞれの振興局内における企業数は、十勝総合振興局が5121社、オホーツク総合振興局が3802社判明。また、上川総合振興局内の南富良野町は28社判明した
  2. 十勝総合振興局に所在する企業の仕入先は全国で6720社判明。このうち、同振興局内企業への販売を主力としている企業は2269社で、道内が73.7%を占める。また、販売先は全国で6401社判明。このうち被災地所在企業からの仕入れを主力としている企業は2550社で、道内が85.6%を占める
  3. オホーツク総合振興局に所在する企業の仕入先は全国で4173社判明。このうち、同振興局内企業への販売を主力先としている企業は1062社で、道内が70.6%を占める。また、販売先は3502社判明。このうち、被害地所在企業からの仕入れを主力にしている企業は1067社で、道内が78.7%を占める
  4. 業種別にみると、十勝総合振興局の5121社中、最も多いのは「建設」の1476社(構成比28.8%)。また「農・林・水産」は332社(同6.5%)判明した。オホーツク総合振興局の3802社中、最も多いのは「建設」で1016社(構成比26.7%)。また「農・林・水産」は280社(同7.4%)判明した
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