景気DI | 前月比 | 今月の特徴 |
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44.2 | 2.3 | 2か月ぶりに改善 |
概況
「和歌山」は44.2と前月比2.3ポイント改善した。「大企業」と「中小企業」いずれも前月比改善したほか、前月30.0まで落ち込んだ『小売』が年末の売り上げ状況もあって改善傾向を見せたのは前向きな動きが感じられる。ただ、1カ月ごとに改善と悪化を交互に繰り返している点が和歌山の特徴で、力強い持続的な改善が求めらる中、2025年も各種商品の値上げが予定されており、仕入価格や人件費増が続く状況で来月以降も改善傾向を示せるのか動向を見守っていきたい。
景気DI
「和歌山」は前月比2.3ポイント増の44.2と2カ月ぶりの改善となった。『全国』(44.5)には届かなったものの、『近畿』(44.2)と同水準となり、直近1年においても最も高いDIとなった。ただ、和歌山は1カ月ごとに改善と悪化を繰り返しており、持続的な改善傾向を示せるかに今後の注目が集まる。
規模別DI
「大企業」は前月比0.2ポイント増の51.9、「中小企業」が同2.7ポイント増の43.2と「大企業」と「中小企業」でいずれも前月比改善し、とりわけ「中小企業」の改善度合いが進んだ。
業界別DI
『運輸・倉庫』が前月比3.3ポイント減の46.7と後退したものの、『建設』(46.9)、『小売』(44.4)、『サービス』(44.4)、『卸売』(41.7)、『製造』(41.3)と各業種ともに全般的に改善し、とりわけ『小売』は前月比14.4ポイントの大幅な改善となった。
先行き見通しDI
3カ月後が45.8(前月43.7)、6カ月後が45.6(同43.9)、1年後が46.8(同44.9)と、前月に比べていずれの見通しも前月に比べて改善傾向を示した。とりわけ3カ月後については『運輸』が50.0、『卸売』が47.2、『建設』が46.9など前向きな見通しを示している。