レポート中国地方 新型コロナウイルス感染症に対する企業の意識調査(2021年10月)

「マイナスの影響あり」、65.9%に低下 ~ コロナ感染縮小により2020年3月以降で最も低く ~

2021/11/16
BCP  アンケート

はじめに

新型コロナウイルスの新規感染者数は、8月20日に1日当たりの新規感染者数が全国で2万5000人を超えて過去最多を更新するなど、第5波と呼ばれる爆発的な感染が拡大した。この間、発出された緊急事態宣言やまん延防止等重点措置は、新規感染者数の減少に伴って9月末をもって全国で解除され、その後も感染の縮小傾向が続いている。

今後、感染拡大の第6波の懸念はあるものの、行動制限の解除やワクチン接種の普及により、これまで落ち込んでいた飲食、宿泊、交通、娯楽などの業界における個人消費を中心とした経済活動の持ち直しの動きが強まってきている。さらなる本格的な景気回復が期待されるなか、新型コロナウイルス感染症が与える企業業績への影響はどうなのだろうか。

帝国データバンクは、新型コロナウイルス感染症に対する企業の見解について調査を実施した。本調査は、TDB景気動向調査2021年10月調査とともに行った。

■調査期間は2021年10月18日~10月31日。調査対象は中国地方に本社を置く企業1516社で、有効回答企業数は642社(回答率42.3%)。本調査は2020年2月から毎月実施

調査結果

  1.   新型コロナウイルス感染症による業績への影響、「マイナスの影響がある」が65.9%、2020年3月以降で最も低く。経済活動の持ち直しの動きが進み、「マイナスの影響はない」は調査開始以降で最も高い23.5%に
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