国内大手企業や金融機関などへの導入実績を有し、国内におけるRPAのパイオニア的存在であるRPAテクノロジーズ株式会社。当社は親会社であるRPAホールディングス(東証1部)の事業部門として、2013年7月に独立した。
提供するRPAツール「BizRobo!」は、国内で導入企業数1,000社、パートナー企業100社(2018年12月時点)を超える。今回、RPA市場の動向と展望について、RPAテクノロジーズ株式会社の代表取締役執行役員社長であり、国内におけるRPAの普及を目的に設立された一般社団法人RPA協会の会長も兼任する大角 暢之氏に聞いた。
ーRPAの導入が続々と進んでいますが、導入にはどのような声がありますか
実際にRPAの導入にあたって、企業からは、様々な声が寄せられています。
例えば、「Excel のマクロとの違いは何か」、「業務を行っているロボットが止まったら業務ができなくなってしまい、パニックになるのではないか」などです。
しかし、その一方でRPAの導入により大幅に業績を伸ばしている企業もあります。こうした企業の共通点はRPAの原理をしっかりと理解した上で、RPAを「IT」としてではなく、「人材」として取り入れているということです。