レポート四国地区 社長出身大学分析(2019年)

社長の出身大学、日本大学が最多答 ~地元の松山大学、愛媛大学がトップ10入り~

2019/08/14
社長・後継者

はじめに

少子化がすすむ一方、大学進学率は上昇基調にあり国内大学の学生数は増加している。文部科学省によると、2018年度の大学(学部)進学率は53.3%と過去最高を記録。大学学生数も290万9159人と前年度比約1万8000人の増加となった。企業では、大卒社長の割合が増加するなか、最近では、大学在学中や卒業後すぐに起業するケースなどもあり、大学を卒業したばかりの若い経営者の活躍も目立っている。

帝国データバンク高松支店は、2019年6月時点の企業概要データベース「COSMOS2」(約147万社収録)から、四国地区に本社が所在する企業(個人、非営利、公益法人等除く)の社長の出身大学データを抽出、8759人の出身大学をランキング形式で集計した。


調査結果

  1.   四国企業の社長の出身大学、 「日本大学」が470人で最多、次いで「松山大学」(410人)、「近畿大学」(286人)、「慶應義塾大学」(278人)、「早稲田大学」(268人)と続く。
  2.   年商規模別、「50億円未満」までは「日本大学」が最も多く、「50億~100億円未満」では早稲田大学、「100億円以上」では「慶應義塾大学」が最多。
  3.   業歴別、「50年未満」までは「松山大学」が最も多く、「50~100年未満」「100年以上」は「日本大学」がトップ。
  4.   年代別、「40歳未満」「40代」「50代」は「松山大学」が最も多く、「60代」「70歳以上」では「日本大学」がトップ。
  5.   男女別、男性社長は「日本大学」が最多で、7位までは男女合わせた全体の順位と変わらず。女性社長では「松山東雲短期大学」が最多、「徳島大学」「松山大学」「徳島文理大学」が続く。
  6.   地域別、香川県と高知県で「日本大学」が最多。徳島県は「徳島大学」、愛媛県は「松山大学」とそれぞれの県を地盤とする大学が最も多い。
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