レポート神奈川県内の「新型コロナウイルス関連倒産」動向調査 <速報>

神奈川県内 「コロナ倒産」、200件に達する ~ 全国で3番目、業種別ではサービスが53件で最多 ~

調査結果

  1.   新型コロナウイルスの影響による神奈川県内の倒産(法的整理・事業停止、負債1000万円未満も含む)は5月23日、200件に達した。都道府県別では、東京都、大阪府に次ぐ全国3番目
  2.   第1号のコロナ倒産は2020年4月に判明した(有)式典さがみの(葬儀業、相模原市、破産)。月別にみると、2022年1月に月間最多となる16件の倒産が発生
  3.   負債総額は合計億380億7900万円で、1社あたりの平均負債額は1億9000万円。負債トップはパン小売の(株)ベルベ(負債58億8800万円)。負債別では、「1億円未満」が122件で全体の61.0%を占めた
  4.   業種別では、「サービス業」が53件(構成比26.5%)でトップ。以下、「小売業」(52件)、「建設業」(29件)と続く。地域別では、「横浜市」が95件(同47.5%)で最多。以下、「川崎市」(24件)、「相模原市」(16件)などとなっている
  5.   コロナ禍が長期化するなかで経営体力が疲弊している中小企業・小規模企業は数多い。今年からコロナ対応融資の返済がスタートする企業も増加することから、今後も「コロナ倒産」は高水準が続く見通し
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