景気DI | 前月比 | 今月の特徴 |
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41.3 | -0.6 | 2カ月連続で悪化 |
概況
「青森」の景気DIは41.3となり、前月から0.6ポイント悪化した。『製造』の悪化傾向が続いているほか、消費低迷から『小売』や「飲食店」も悪化傾向にある。物価高のなか、価格転嫁が難しい中小企業の収益環境は厳しく、企業規模や業界による格差が拡がっている。今後もしばらくは一進一退といった足踏み状態が続く可能性が高い。
景気DI
景気DIは41.3となり、前月から0.6ポイント悪化した。都道府県別順位は34位となっており、前月(33位)よりも低下したが、東北6県の中では上位を維持している。企業を取り巻く収益環境は厳しく、『卸売』と「飲食店」の景気DIが大きく悪化している。
規模別DI
「大企業」は50.0と前月より8.3ポイント改善した一方、「中小企業」は40.4と前月より1.5ポイント悪化した。「小規模企業」については41.3と前月から3.4ポイント悪化し、中小企業において悪化傾向であった。
業界別DI
『建設』や「自動車・同部品小売」は改善したが、「飲食店」や「広告関連」が大きく悪化し、業界毎の格差が拡がっている。
先行き見通しDI
先行き見通しDIは、「3カ月後」、「6カ月後」、「1年後」がいずれも前月より低下しており、先行きが見通しづらくなっている。
「東北ブロック・青森県(2024年12月)」の詳細