レポート中小企業のDX 取り組み状況アンケート

2022/12/27
IT・DX  アンケート

中小企業のDX に対する取り組みの調査・分析

経済産業省が2018年に「デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するためのガイドライン」を取りまとめてから4年が経とうとしている。コロナ禍を契機に、日本でも大手企業を中心に浸透し始めているDX。しかし、スイスの国際経営研究所(IMD)が9月に発表した「世界デジタル競争力ランキング2022」において日本は過去最低の29位に沈み、後れをとっていることが明らかになった。日本経済の競争力を維持するためにはDX推進が課題であることは明白であり、地域、規模を問わない取り組みが求められている。

先述のように、大手企業におけるDX については進みつつあるものの、中小企業におけるDX 推進は課題や障害が多く、官民挙げての取り組みがようやく動き始めたところだ。

そのような中、帝国データバンクでは業績好調な中小企業を対象に、DXへの取り組み状況についてアンケート調査を実施した。

■調査の概要

「DX への取り組みに関するアンケート調査」

【調査期間】

2022年11月15日~11月29日

【調査方法】

郵送調査

【調査対象】

帝国データバンク企業概要データベース「COSMOS2」収録企業のうち、以下に該当する企業から独自条件で抽出した4,992社
  業績:2期連続増収・増益
  規模:中小企業基本法に定める「中小企業」
  法人格:株式会社、有限会社、合同会社

【分析対象】

834社(回答率:16.7%)

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