レポート

栃木県内企業のメインバンク実態調査(2020年)

栃木銀行 2年連続でシェアアップ ~ 群馬銀行主要6業種で3位に定着、県内に存在感 ~

はじめに

TSUBASAアライアンスやSBI・地銀連合など地方銀行の再編への動きが活発化している。地銀では、本業で利益が生まれないケースも目立っており、政府も金融再編を後押しするようなコメントが聞かれるなど、今後大きなうねりとなることが十分考えられる。一方で企業にとっては、金融機関との取引や良好な関係性を保つことは、事業推進の上で大きなファクターであり、安定した資金の供給や付帯するサービスの提供は欠かせないものだ。その意味でも、金融機関の動向は大いに注視していかなければならないだろう。

そこで、帝国データバンク宇都宮支店では、2020年10月末時点の企業概要ファイル「COSMOS2」に収録されている約147万社のデータの中から、栃木県内企業約2万2000社(全業種・個人営業含む)が、メインバンクと認識している金融機関について抽出し、県内企業と金融機関の関係実態について調査集計した。

なお、調査対象は全業種全法人で、個人経営も含む。栃木県内においての同調査は前回2019年10月に続き11回目。

■本調査は「COSMOS2」に収録されているデータのため、各金融機関がメインとして認識する企業とは異なるケースもある。また、一企業に複数のメインバンクがある場合は、各企業が最上位と認識する金融機関をメインバンクと集計した

調査結果

  1. 栃木県内企業のメインバンク、社数でトップは足利銀行(10,237社・シェア46.85%)で、調査開始以来11年連続で首位に君臨している。2位は栃木銀行(5,345社・24.46%)、3位は群馬銀行(904社・4.14%)と続いた。栃木銀行は2年連続でシェアアップしており、群馬銀行が県内各信用金庫を抑えて3位の座に定着した
  2. すべての業種で足利銀行がトップ、栃木銀行が2位であった。3位については「小売」で栃木信金がランクインしたが、その他の6業種では群馬銀行が独占した。売上高規模別では、足利銀行がすべてのカテゴリーでトップ、売上高50億円未満の5つのカテゴリーでは栃木銀行が2位を堅持した。しかし、50億円以上の企業になると、みずほ銀行が2位に食い込み、4位三菱UFJ銀行、5位に三井住友銀行とメガバンクが名前を連ねている
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