レポート

群馬県内の「新型コロナウイルス関連倒産」動向調査

群馬県内の新型コロナウイルス関連倒産は30件に ~ 2021年に入り新型コロナウイルス関連倒産は増勢に ~

調査結果

  1. 2021年7月2日12:00現在、新型コロナウイルスの影響を受けた群馬県内の倒産(法的整理・事業停止、負債1000万円未満・個人事業者含む)件数は30件に達した。新型コロナウイルスは、従前からの業績不振企業に対する倒産のトリガーとなる形で、県内の企業にも影響を及ぼしている。倒産の態様別では、法的整理が28件(全て破産)、事業停止が2件となった
  2. 四半期別の発生件数は、2020年1月~3月が0件、同4月~6月、同7月~9月が各4件、同10月~12月が3件、2021年1月~3月が7件、同4月~6月が12件(事業を停止していた企業が法的整理に移行した場合、法的整理日でカウント)で推移した。2021年1月から6月までの倒産件数は19件に達し、半年間で全体の63.3%を占める結果となるなど今年に入り倒産が増加している
  3. 30社の負債総額は168億8700万円に達し、1社あたりの平均負債額は5億6300万円。負債額別では1億円~5億円未満が11件(36.7%)となり最多、次いで1000万円~1億円未満が9件(30.0%)で続いた。10億円以上の大型倒産は4件となり、(株)綜合プランニング(不動産賃貸)が40億6000万円で最大だった
  4. 業界別では『製造』が8件(26.7%)で最多となった。次いで『サービス』(7件、23.3%)、『卸売』(6件、20.0%)、『小売』(5件、16.7%)が続いた。県内主要産業である『製造』や飲食店・ホテルなどを含む『サービス』の倒産が多いことが判った
  5. 地域別では「伊勢崎市」が最多の7件、「高崎市」と「前橋市」が各5件、「太田市」が4件で続いた
  6. 群馬県内の新型コロナウイルス関連倒産は、影響の出始めた2020年3月以降で月平均1.9件となっている。政府や自治体の経済対策、金融機関の支援などにより、新型コロナウイルス関連倒産の発生件数は抑制されている。しかし、2021年に入ってから新型コロナウイルス関連倒産は増加ペースとなっているほか、半導体不足やウッドショックの影響なども出ていることから、今後同倒産が加速していく可能性もあり、倒産動向を注視していく必要があろう
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