レポート神奈川県内の「新型コロナウイルス関連倒産」動向調査

調査結果

1.   新型コロナウイルス感染拡大の影響による神奈川県内の倒産（法的整理または事業停止、負債1000万円未満も含む）は、5月に8社判明した。前年同月（4社）の2倍に増加し、2020年3月からの累計は91社。都道府県別に見ると、東京都、大阪府に次いで、神奈川県は全国3番目の高水準
2.   負債総額は合計185億4400万円となり、1社あたりの平均負債額は2億400万円。負債別では、1億円未満が50社（構成比54.9％）を占め、中小企業が大半を占めた
3.   業種別では、「小売業」が24社でトップ。以下、「サービス業」（23社）、「卸売業」（15社）、「建設業」（11社）、「製造業」（9社）が続いた。業種細分類別では、「飲食店」が13社で最多
4.   地域別では、「横浜市」が41社で最多。以下、「相模原市」（9社）、「川崎市」（8社）、「小田原市」（6社）、「藤沢市」「横須賀市」（各4社）が続いた