レポート北海道「女性社長」分析調査(2023年)

道内企業の女性社長比率は7.4%、過去最高も依然1割を下回る ~ 業種別では「不動産」がトップ ~

はじめに

いわゆる「女性管理職30%目標」が2013年に政府から明確に打ち出され、今年で10年となる。当初は2020年が目標の期限だったものの“2020年代の可能な限り早期”に修正されるなど、進捗は芳しくない。対策の一つとして、今年6月に打ち出された「女性版骨太の方針2023」では、プライム上場企業に対して2030年までに女性役員比率を30%以上にするよう求めている。このような目標設定や法整備などを含めて女性活躍に向けた施策が講じられ、これまで以上に女性リーダーを増やそうとする動きが強まっている。
そこで帝国データバンク札幌支店が道内企業の女性社長比率について調査を行ったところ、2023年10月時点で7.4%となり、前年の7.3%を上回り過去最高を更新した。統計として遡れる1990年(4.4%)から緩やかに上昇しているものの、依然として1ケタ台が続き、低水準にとどまっている。

■帝国データバンク札幌支店は自社データベースをもとに、全国約119万社の事業会社を対象に女性が社長(代表)を務める企業を抽出、分析を行った
■集計対象は「株式会社」「有限会社」「合同会社」「合名会社」「合資会社」

調査結果

  1.    年齢構成比、女性社長は「70~74歳」が16.4%で最多 75歳以上が2割を上回る
  2.    業種別では「不動産」が15.3%でトップ、「建設」は依然として低水準
  3.    業種細分類別では「美容業」がトップ、「老人福祉事業」がこれに続く
  4.    就任経緯は女性社長の半数以上が「同族承継」、次いで「創業者」が3割台で続く
  5.    資本金区分別では「1000万円未満」が8.1%でトップ、企業規模が大きいほど低水準に
  6.    出身大学別では「藤女子短期大学」「藤女子大学」がトップ、上位20校中、前年比増は7校
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