レポート中国ロックダウンの影響に関するアンケート（近畿版）

はじめに

新型コロナウイルスへの規制緩和が世界各地で進むなか、中国政府は感染を最小限に抑え込む「ゼロコロナ政策」を堅持。上海市のロックダウン（都市閉鎖）といった厳格な感染対策が、サプライチェーン（物流網）や生産活動の一部に混乱を招いている。日本の大手自動車メーカーも部品調達難から国内工場を停止するほか、近畿でも「運輸・倉庫」「卸売」を中心に影響が出ている。

帝国データバンク大阪支社は、中国ロックダウンの影響に関するアンケートを行った。アンケート期間は2022年5月13日～16日。有効回答企業数は全国1,653社、近畿企業（2府4県）275社。

調査結果

1. 中国ロックダウンの影響 ～ 半数の企業でマイナスの影響 ～
2. 業界別 ～ 部品や原材料の入荷遅れが幅広い業界でマイナスの影響 ～