レポート東海4県の「社長年齢」分析調査(2023年)

社長の平均年齢は60.0歳、高齢化止まらず ~「三重県」は全国で最も低い59.4歳、「愛知県」も3番目に低く ~

2024/04/26
社長・後継者

はじめに

「団塊の世代」の多くが後期高齢者に達し、事業承継の課題が一層深刻になるといわれている「2025年問題」まで、残すところ1年を切った。
帝国データバンクが実施した調査では、2023年における全国の後継者不在率は改善傾向が続き過去最低の53.9%となった。円滑な事業承継には中長期的な準備期間が必要であるが、足元では社長の高齢化には歯止めがかからない状態が続いており、バトンタッチが間に合わず事業継続に影響を及ぼすケースが増加する可能性がある。そこで帝国データバンク名古屋支店では、東海4県企業の「社長年齢」について調査・分析を行った。

■本調査では、企業概要ファイル「COSMOS2」(約147万社収録)から2023年12月時点における企業の社長データ(個人、非営利、公益法人等除く)を抽出し、集計・分析した

調査結果

  1.   2023年時点の東海4県の社長の平均年齢は60.0歳。前年を0.2歳上回り、過去最高を更新。社長が交代した割合は3.65%、前年からほぼ横ばいで14年連続の3%台
  2.   「50歳以上」の社長は81.2%、「40歳未満」の若手経営者は3.0%にとどまる
  3.   都道府県別、トップは秋田県の62.5歳、最も低いのは三重県の59.4歳
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