レポート特別企画 :新潟県内企業のメーンバンク調査(第7回)

第四銀行がシェア36.00%で7年連続首位 ~ 北越銀行は全7業種でシェアを伸ばす ~

はじめに

2015年11月2日、北関東に基盤を持つ常陽銀行と足利ホールディングス(傘下に足利銀行)が2016年10月の経営統合を発表した。今年4月には、コンコルディア・フィナンシャルグループ(横浜銀行・東日本銀行)が発足するほか、東京TYフィナンシャルグループ(東京都民銀行・八千代銀行)も新銀行東京を迎え入れる予定となっており、関東圏での地方銀行の再編がここに来て急ピッチで進んでいる。これらの金融機関は地元中小企業を支えているだけに、その影響や更なる再編への注目度は高い。メーンバンクと企業の関係性は大きな分岐点を迎えている。

なお、調査対象は全業種全法人で、個人経営も含む。同調査は2014年12月に続き7回目。

■本調査は「COSMOS2」に収録されている企業のデータであるため、各金融機関がメーンとして取引している実数とは異なる。また、一企業に複数のメーンがあるケースでは、企業が最上位として認識している金融機関のみを集計した

調査結果

  1. 第四銀行がシェア36.00%で7年連続トップ。上位20行内での順位変動はあったものの、顔ぶれは変わらず
  2. 業種別では、全ての業種で1位・第四銀行、2位・北越銀行、3位・大光銀行の順。北越銀行は全7業種でシェアを伸ばした
  3. 売上規模別においても、第四銀行、北越銀行、大光銀行が上位を占める。第四銀行は、売上規模が大きくなるにつれシェアが高くなる傾向にある

帝国データバンクでは、2015年10月末時点の企業概要ファイル「COSMOS2」に収録されている企業(146万社)がメーンバンクと認識している金融機関について抽出し、集計した(本レポートは新潟県分)。

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