レポート青森県 社長年齢分析

青森県の社長平均年齢は61.8歳 ~ 年齢の高い順では全国3番目 ~

はじめに

青森県における社長の平均年齢は年々上昇し続けており、70歳以上で現役の社長は珍しくはない。その一方、青森県における後継者不在率は、2020年時点で60.9%(「青森県企業『後継者不在率』動向調査(2020年)」帝国データバンク青森支店、2020年12月発表)と高水準であり、事業承継への備えが追いついていない現状もうかがえる。

帝国データバンク青森支店では、2021年1月時点の企業概要データベース「COSMOS2」(約147万社収録)から、企業の社長データ(個人、非営利、公益法人等除く)を抽出、業種別、業歴別、都道府県別に集計・分析した。

調査結果

  1. 2020年の青森県における社長の平均年齢は61.8歳(前年比+0.3歳、全国平均60.1歳)となり、調査を開始した1990年の53.9歳から+7.9歳となった。年代別割合をみると「60代」が構成比31.4%を占め最多
  2. 業種別にみると、不動産業が最も高く、平均年齢が64.5歳であった。業歴別にみると、業歴30年以上の会社は全体の平均年齢を上回る状況となっている
  3. 都道府県別にみると、「秋田県」が平均62.2歳(全国平均+2.1歳)で最も高く、「岩手県」が62.0歳(同+1.9歳)となっており、本県がこれに続く
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