レポート【IPO企業に聞く】(株)pluszero インタビュー

~人間のように意味を理解できるAI、「AEI」を日本経済の起爆剤へ~

2023/04/27
注目企業  情報・通信  インタビュー

AIによって人間のように自然な会話や文章を作ることが出来るChatGPTが世界中で話題になっているが、5年前に既にChatGPTのようなAIの出現を予想し、それを多くの企業の経営改善に活用することで日本経済を良くしたい、という高い志のもとで設立されたのが(株)pluszeroだ。

近時は、ディープラーニングを必要とする従来のAIよりもさらに高度な、自然言語処理に特化した第4世代AIの開発に取り組み、“人間のように意味を理解できる”Artificial Elastic Intelligence(AEI)という独自の技術コンセプトを掲げる同社。そのAIコンセプトを具現化した「仮想人材派遣」というサービスが注目され、2022年10月に東証グロースへ上場した。同社代表取締役社長の森 遼太氏に、上場までの経緯や取り組みを聞いた。

-事業内容とその特徴についてお聞かせ下さい

弊社の事業は、AI 機械学習や数学・統計技術、数理モデルなどを用いて、企業の経営課題を解決するソフトウェア・システム開発を行うソリューション事業と、AI の言語処理能力を利用した「仮想人材派遣」と呼ばれるサービス型事業の2本立てです。

日本では、まだAIという技術の特性に関して詳しい情報が流通しているとは言えず、いざ経営にAIを活かそうと考えても、なかなか考えの取っ掛かりを見つけることが難しいということがしばしばあります。

そこで、我々はディスカッションパートナー的な形で入らせて頂きながら、クライアントの曖昧な課題を具現化し、AI を使ったソリューションサービスを提供しています。

TDB REPORT ONLINEログインページへ