レポート人手不足に対する岩手県内企業の動向調査(2022年1月)

企業の半数以上で正社員が不足、2020年1月と同水準 ~ 非正社員も新型コロナウイルス感染拡大前の水準まで上昇 ~

2022/04/07
雇用・人材  アンケート

はじめに

厚生労働省岩手労働局が発表した2022年2月の有効求人倍率は1.37倍となり、3ヵ月連続で前の月を上回った。また、2022年1月に帝国データバンク盛岡支店が実施した「2022年度の賃金動向に関する岩手県内企業の意識調査」によると、企業の56.1%で2022年度中に正社員の賃金改善が見込まれる一方、その理由として73.4%の企業で「労働力の定着・確保」をあげるなど、今後人手不足が再び企業の懸念材料になるとみられる。

そこで帝国データバンク盛岡支店では、人手不足に対する企業の見解について調査を実施した。


■調査期間は2022年1月18日~2022年1月31日、調査対象は岩手県207社で、有効回答企業数は114社(回答率55.1%)。なお、雇用の過不足状況に関する調査は2006年5月より毎月実施しており、今回は2022年1月の結果をもとに取りまとめた

調査結果

  1.   企業の54.9%で正社員の人手が不足、2020年1月と同水準まで上昇
  2.   非正社員の人手不足は39.2%、新型コロナウイルス感染拡大前の水準まで上昇
詳細はPDFをご確認ください

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