レポート東京都内企業「メインバンク」動向調査(2022年)

多摩信金、増加社数が都内最多 ~ 23区では城北信金が「北区」「荒川区」でトップ ~

はじめに

長引く低金利環境で金融機関は本業の融資で稼げず、依然として経営環境は厳しい。このような状況下、コロナ禍で疲弊した中小企業への支援が、経営再建や事業承継、取引先の新規開拓など、資金繰りから企業再編・再生へと移ろうなかで、金融機関に求められる役割は経営の様々な場面で多様化している。今後、金利以外の魅力度を高めた金融機関が様々な課題を持つ企業から幅広い支持を得る形となり、メインバンクシェアに変化が訪れる可能性がある。


■帝国データバンクでは、2022年10月末時点の企業概要データベース「COSMOS2」(約147万社収録、特殊法人・個人事業主含む)をもとに、東京都内企業が「メインバンク」と認識する金融機関を分析した。一企業に複数のメインがあるケースでは、各企業が最上位として認識している金融機関をメインバンクとした
■本調査は帝国データバンクが独自に調査・保有する企業概要データベース「COSMOS2」に収録された企業データであるため、各金融機関がメインとして認識する実数と異なる場合がある

調査結果

  1. 東京都金融機関ランキング2022:多摩信金、前年からの増加社数が都内最多
  2. 信金が3年連続でシェア拡大 ネット銀行のシェア拡大も続く
  3. 規模が小さいほど信用金庫の存在感強く
詳細はPDFをご確認ください

Contact Usお問い合わせ先

担当部署

お問い合わせ先 株式会社帝国データバンク 東京支社 情報統括部 TEL:03-5919-9343  E-mail: tdb_jyoho@mail.tdb.co.jp