レポート

2024年問題に対する三重県内企業の意識調査

物流の2024年問題、7割を超える企業でマイナス影響見込む ~ 運賃の値上げやスケジュール見直しなどで対応 ~

はじめに

建設業、トラック・バス・タクシードライバー、医師などの「働き方改革」を進めるため、これまで適用が猶予されていた時間外労働の上限規制が、いよいよ2024年4月より適用される。長時間労働が是正されることにより健康被害や労働災害、交通事故の削減など労働環境の改善が進展していく期待が増すが、人手不足による工期の長期化や業務の停滞などの諸問題、いわゆる「2024年問題」も懸念されている。
とりわけ、三重県内でも主要産業のひとつである運送業においては、物流を担う運送事業者だけの問題ではなく、産業を問わず幅広い業界や消費者の日常生活にも変化が生じると指摘されている。
そこで、帝国データバンク四日市支店は、2024年問題に対する企業の見解について調査した。本調査は、TDB景気動向調査2023年12月調査とともに行った。

■調査期間は2023年12月18日~2024年1月5日、調査対象は三重県318社で、有効回答企業数は119社(回答率37.4%)

調査結果

  1.   「2024年問題」全般に対して「マイナスの影響がある」とする企業は67.2%となった。特に、物流の2024年問題では、74.8%の企業が「マイナスの影響がある」と回答した
  2.   「2024年問題」に対して具体的な影響を尋ねたところ、「物流コストの増加」が63.0%と最も高かった(複数回答)
  3.   物流の2024年問題への対応策、「運送費の値上げ(受け入れ)」が51.3%でトップ(複数回答)
  4.   物流の2024年問題へ「特に対応しない」理由、「自社だけでは対応策が検討できない」、「2024年4月以降、問題が生じた際に対応を検討する」が33.3%で上位に(複数回答)
  5.   「2024年問題」に対する支援策は、「金銭的支援」と「時間外労働の上限規制の猶予期間の延長」がともに31.9%で上位に(複数回答)
詳細はPDFをご確認ください

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