栃木県・2025年冬季賞与の動向調査

SUMＭARY

栃木県内企業における 2025年冬の冬季賞与、支給する予定の企業は77.3％にとどまった。前年比では0.7ポイント減少している。「賞与は増加する（した）」とする企業の割合は26.6％と、1.3ポイント増加したものの、「賞与はない」企業も14.1％あり、企業間格差は大きい様子が窺える。業界別の状況を見ると、『運輸・倉庫』（40.0％）や『小売』（38.5％）、『建設』（35.7％）などでは、賞与が前年より「増加」する企業が目立つ。一方で、『卸売』では17.4％にとどまるなど、業界間格差もあるようだ。賃上げムードの中での今回の冬季賞与だが、あくまでも“業績見合い”の意識は崩しておらず、各種コスト高の中で支払うだけの原資の確保がより厳しくなっていることは容易に想像できる。

• 調査期間：2025年11月14日～11月30日
• 調査対象：栃木県内企業371社、有効回答企業数は128社（回答率34.5％）
• なお、冬季賞与の動向に関する調査は2020年以降毎年実施し、今回は6回目

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