レポート

山形県・「後継者不在率」動向調査(2025年)

山形県内企業の「後継者不在率」、過去最低の42.5% 「脱ファミリー」経営が加速 ~新任社長、「同族承継」と「内部昇格」が逆転 「M&A」は僅かに低下~

SUMMARY

2025年における県内企業の後継者不在率は42.5%で、前年から1.8ポイント低下し、5年連続で改善傾向が続いている。官民の相談窓口や支援メニューの拡充が改善に寄与した。社長の年代別では、30代未満が100.0%で最も高く、50代は53.3%、80代以上は17.7%と年齢が若いほど不在率は高い結果となった。業種別では、全業種で不在率50%を下回った。最も高いのは小売業の46.6%。事業承継における「脱ファミリー化」が進み、内部昇格が同族承継を上回る兆しがある。

  • 株式会社帝国データバンクでは、信用調査報告書ファイル「CCR」(200万社収録)など自社データベースを基に、2023年10月-2025年10月の期間を対象に、事業承継の実態について分析可能な2298社(山形県内・全業種)における後継者の決定状況と事業承継について分析を行った
  • 同様の調査は2024年12月に続き通算9回目

詳細は、以下のPDFをご覧ください

20251211_山形県・「後継者不在率」動向調査(2025年)

Contact Usお問い合わせ先

担当部署

株式会社帝国データバンク 山形支店 TEL:023-622-4301(直通) yamagata@mail.tdb.co.jp