レポート

北海道・「後継者不在率」動向調査(2025年)

道内企業の「後継者不在率」、過去最低の63.6% 「脱ファミリー」経営が加速 ~新任社長、「同族承継」が大幅に低下する一方、「内部昇格」が大幅に上昇~

SUMMARY

2025年における北海道内企業の後継者不在率は63.6%で、前年から2.1ポイント低下し、8年連続で改善傾向が続いている。官民の相談窓口や支援メニューの拡充が改善に寄与した。社長の年代別では、30代未満が最も高く90.5%、50代は75.5%、80代以上は33.3%。都道府県別では、最も不在率が低いのは三重県の33.9%、最も高いのは秋田県の73.7%。業種別では、7業種で不在率60%を上回った。最も高いのは建設業の66.4%。事業承継における「脱ファミリー化」が進み、2025年は通年で内部昇格が同族承継を上回る可能性がある。

  • 株式会社帝国データバンク札幌支店では、信用調査報告書ファイル「CCR」(200万社収録)など自社データベースを基に、2023年10月-2025年10月の期間を対象に、事業承継の実態について分析可能な1万1,157社(北海道・全業種)における後継者の決定状況と事業承継について分析を行った
  • 同様の調査は2024年11月に続き通算12回目

詳細は、以下のPDFをご覧ください

20251205_北海道・「後継者不在率」動向調査(2025年)

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