東北地方・新型コロナ関連融資に関する企業の意識調査（2025年8月）

SUMMARY

新型コロナ関連融資の返済状況について、2025年8月時点で同融資資金を借りている企業の37.2％が「5割以上返済」し、未返済は3.0％に低下した。今後の返済に「不安を感じる」企業は、借入企業の18.8％と調査開始以降で最も高くなった。業界別では「卸売」「小売」において、仕入価格が高騰するなか転嫁が追いつかず、4社に1社が返済に不安感を抱いている。

• 帝国データバンク仙台支店は、新型コロナ関連融資に関する現在の状況や返済見通しなどについて調査を実施した。調査期間は2025年8月18日～8月31日。調査対象は東北6県1736社で、有効回答企業数は780社（回答率44.9％）
• なお、新型コロナ関連融資に関する調査は、2022年2月、8月、2023年2月、2024年2月、8月に続いて6回目

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