レポート

栃木県・「休廃業・解散」動向調査(2025年1-8月)

栃木県の休廃業・解散、今年も1000件超ペース 過去最多を更新か ~「黒字廃業」は5割以上、「倒産に至る前に・・・」の意識強まる~

SUMMARY

2025年1-8月に栃木県で休業・廃業、解散した企業は675件に達した。前年同期から約126件(22.95%)増加し、昨年新記録を更新した1000件をさらに上回る可能性が高まっていると言えよう。休廃業した企業を見ると、直近損益が「黒字」の企業が5割以上であり、余力があるうちに(倒産に至る前に)事業を畳む「円満な廃業」を目指す動きが広がっている。業種が判明した企業の内訳では、「建設業」が最も多く、自然淘汰の波も激しいようだ。

※株式会社帝国データバンクは、2025年1-8月に発生した企業の休廃業・解散動向について調査・分析を行った。

  • 帝国データバンクが調査・保有する企業データベースのほか、各種法人データベースを基に集計
  • 「休廃業・解散企業」とは、倒産(法的整理)を除き、特段の手続きを取らずに企業活動が停止した状態を確認(休廃業)、もしくは商業登記等で解散(但し「みなし解散」を除く)を確認した企業の総称
  • 調査時点での休廃業・解散状態を確認したもので、将来的な企業活動の再開を否定するものではない。また、休廃業・解散後に法的整理へ移行した場合は、倒産件数として再集計する場合もある

[注] X年の休廃業・解散率=X年の休廃業・解散件数/(X-1)年12月時点企業数

詳細は、以下のPDFをご覧ください

20251010_栃木県・「休廃業・解散」動向調査(2025年1-8月)

Contact Usお問い合わせ先

担当部署

株式会社帝国データバンク 宇都宮支店 TEL:028-636-0222(代表) info.utsunomiya@mail.tdb.co.jp