レポート北海道・事業継続計画(BCP)に対する企業の意識調査(2025年)

BCP策定率は20.7%、過去最高を更新するも4割超の企業で未策定 ~規模間で策定格差広がり、「スキル」「人手」「時間」の不足という課題も浮き彫りに~

SUMMARY

北海道内企業の事業継続計画(BCP)の策定率は20.7%となり、過去最高を更新した。2年連続で2割を超え、備えとして人的資源や企業資産の保護を重視している企業が増えてきた。しかし、「大企業」の策定率が39.0%に対し、「中小企業」は17.1%にとどまり、規模間格差が広がっている。BCPを策定していない理由としては、「スキル不足」「人材や時間の確保が困難」が多く、中小企業では「費用が確保できない」といった課題も浮き彫りになった。

※株式会社帝国データバンク札幌支店は、北海道内1,115社を対象に、「2025年の事業継続計画(BCP)」に対するアンケート調査を実施した。なお、事業継続計画(BCP)に関する企業の意識調査は、2016年以降、毎年実施し今回で10回目

  • 調査期間:2025年5月19日~5月31日(インターネット調査)
  • 調査対象:道内1,115社、有効回答企業数は469社(回答率42.1%)

詳細は以下のPDFをご覧ください。

20250725_北海道・事業継続計画(BCP)に対する企業の意識調査(2025年)

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