レポート山形県・人手不足に対する企業の動向調査（2025年4月）

SUMMARY

正社員の人手不足を感じている企業の割合は、2025年4月時点で４８．９％となった。非正社員では28.7％となり、それぞれ高止まり傾向で推移している。2024 年 4 月に時間外労働の新たな上限規制が適用された「202４年問題」から1年が経過して、働き方の改善が進んだ一方で、依然として「運輸・倉庫」では人手不足が続いている。女性やシニア層の社会進出によって就業者数が年々増加しているものの、人手不足が改善する兆しは見えず、今後の人手不足割合は高止まりが長期化すると予想される。

• 調査期間は2025年4月16日～4月30日。調査対象は山形県内321社、有効回答企業137社、回答率42.7％
• なお、雇用の過不足状況に関する調査は2006年5月より毎月実施しているが、山形支店として分析・公表するのは９回目であり、今回は2025年4月の結果をもとに取りまとめた

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